おちらしさん

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「おちらしさんアワード2023」結果発表
PSYCHOSIS・下瀬美術館が第1位に!!

チラシ宅配サービス「おちらしさん」が主催する、年に1度の“チラシの祭典”「おちらしさんアワード」!!
今回も2023年を彩った素晴らしいチラシの数々に、舞台芸術・美術展ファンの皆さまより、たくさんの投票とコメントをお寄せいただいています。多くの皆さまにご参加いただき、ありがとうございました! 開催にあたり、ご協力をいただきました公演・展示主催団体の皆さまにも、心よりお礼を申し上げます。

 

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決戦投票の結果は、本日2月1日(木)、おちらしさんWEBにて発表。見事、年間大賞に選ばれたのは、PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」、下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」のチラシです!!

 

「おちらしさんアワード2023」結果発表 特集記事:
【舞台版】インパクトも繊細さも兼ね備えるデザインとは…!おちらしさんアワード2023~舞台版~結果発表|おちらしさんWEB
【美術版】目を惹く美しさの決め手って…!?おちらしさんアワード2023~美術版~結果発表|おちらしさんWEB(ネビュラエンタープライズ)

 

 

 ■おちらしさんアワードとは?

「おちらしさんアワード」は、チラシ宅配サービス「おちらしさん」が主催する、1年に1度の“チラシの祭典”。その年に観客の皆さまのお手元へ渡ったチラシに、再び光を当てるイベントです。2020年よりスタートし、今年で4度目の開催となります。

全国の舞台・美術展ファン、チラシファンの方々に一推しの1枚へ投票していただき、多くの票数を集めたチラシとその作り手の方々を表彰いたします「チラシ」を用いた話題作りをすることで、チラシという宣伝媒体の価値や効果を高めることを目指しています。

これまでの開催では、公演・展示主催団体やチラシデザイナーの皆様からも、チラシに焦点を当て、観客・鑑賞者からのリアルな反響が得られる新しい機会として大変ご好評をいただいてまいりました。

 

これまでのおちらしさんアワード特集記事

「おちらしさんアワード2022~舞台版~」
「おちらしさんアワード2022~美術版~」

「おちらしさんアワード2021~舞台版~」
「おちらしさんアワード2021~美術版~」

「おちらしさんアワード2020~舞台版~」

 

 

■ついに「おちらしさんアワード2023」年間大賞が決定!!!

【舞台版】第1位 PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』

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舞台版 第1位に選ばれたのは、ザムザ阿佐谷にて上演された、PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」。こちらのチラシは、朱に染まった第一印象のインパクトと、よく見るとネズミが山のように集まり人の形を成している細部の生々しい恐ろしさが特徴です。数匹だけ真っ赤になったネズミと、『疫病流行記』のタイトル、「集団を組織していく想像力の『伝染』」というキャッチコピーが合わさり、恐ろしい想像が掻き立てられます! このチラシから手に取った人へと想像が伝染していく、強いパワーを持った1枚です。
観客の皆さまからは「パッと見た瞬間に言いようのない禍々しさ」「この公演のこのチラシからサイコシスを観はじめました」「不思議な絵だと繰り返し見てしまった」などのコメントをいただきました。

 

イラスト・上野顕太郎 さん(漫画家)よりコメント

初めて完成したフライヤーを手にした瞬間、手応えのようなものを感じたのを覚えています。
鮮烈な赤に彩られた画面は、確かに自分が描いたイラストでありながら、新鮮な驚きに満ちており、立体的に、厚みを持って迫ってきたのです。今回投票して下さった方々も、私同様の感覚を持ったのではないでしょうか?
イラストの力だけでは無く、デザインの力があってこその、この破壊力。
数点あるラフスケッチの中から、ネズミの形作る女を選んで頂き、そもそも私にイラストの依頼をして下さった、PSYCHOSIS主催でありデザインを手掛ける、森永理科さん。ファッションが不得手な私に、イラスト仕上げの段階で「服の生地の質感」についてアドバイスをしてくれた妻。
そしてこのフライヤーを気に入って下さった方、投票して下さった方、飲食店でありながら、ネズミを嫌がらず、ポスターを掲示して下さった店主様。全ての方に最大の謝意を表します。
ありがとうございました。楽しんで描き上げました。
一等賞とは嬉しいね~!!

 

デザイナー・森永理科 さん(PSYCHOSIS主宰)よりコメント

まず初めに、ここまで支えてくれた仲間達、そして「疫病流行記」のチラシにご注目くださり、投票してくださった全ての皆様に御礼申し上げます。一番だ!
上野顕太郎さん、私の想像以上のエクストリームで最高のイラストをありがとうございました。イラストを頂いた後は自分が演出ですしプロデューサーなので、感覚だけを頼りにそれはもう楽しく完成まで持ち込めました。絵の力はすごいですね~
こだわりの強い私に、てめえでやれとデザインのきっかけをくれた私のバンドSPEED-iDのEUROにも感謝です。
私はデザイナーとしてまだまだ自分に未熟さを感じています。今回おちらしさんアワードにノミネートされている、数々のチラシは素晴らしいものばかりで、私が感動して持ち帰り保管したものも多くありました!
もしまた、このような機会が訪れた時はさらに良いデザイナーに成長していたいなと思います。あ!演出も頑張ります。
ありがとうございました~

 

PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」公演概要

2023年7月13日(木)~18日(火)@ザムザ阿佐谷
公演HP:https://www.psychosis13.com/ekibyo

 

「おちらしさんアワード2023~舞台版~」結果発表

第1位 PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」
第2位 東京グローブ座『After Life』
第3位 PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』
第4位 NODA・MAP 第26回公演 『兎、波を走る』
第5位 ケムリ研究室no.3「眠くなっちゃった」
第6位 ミュージカル『アルジャーノンに花束を』
第7位 ワカバコーヒー「おどらない、からだ」
第8位 演劇企画集団Jr.5 第15回公演『明けない夜明け』
第9位 モヘ組『せいなる』
第10位 タカハ劇団『おわたり』

 

各チラシ写真や投票コメント、主催・デザイナーの皆さまよりいただいたお声は、特集記事にて!

インパクトも繊細さも兼ね備えるデザインとは…!おちらしさんアワード2023~舞台版~結果発表|おちらしさんWEB

 

 

 【美術版】 第1位 下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」

 

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美術版で第1位に選ばれたのは、下瀬美術館にて開催されました「開館記念展 おひなさまと近代美術 — 丸平の人形からガレ、マティスまで」。こちらのチラシは、澄んだ空気と奥行きが特徴。木材を基調とする広々とした空間に座るのは、展示の主役である、愛らしくも堂々としたひな人形。展示品だけでなく、2023年3月に瀬戸内海に面する広島県大竹市でオープンしたばかりの美術館の空間自体を強く印象付けるようなデザインです。チラシ全体にスッと一体感のあるどこか神々しい雰囲気は、新しい美術館像を確立しています。
観客の皆さまからは、「つつましさの中にインパクトがあった」「美術品だけでなく美術館そのものの素晴らしさがうかがえる」「現代的な建築と、伝統のあるお雛様のコントラストが美しい」などのコメントをいただきました。

 

下瀬美術館  広報ご担当の方よりコメント

多数のノミネートの中より、当館のチラシデザインにご投票いただきありがとうございます。
当館は2023年3月に、瀬戸内海を望む広島県大竹市に開館いたしました。
「アートの中でアートを観る。」をコンセプトに、建築家・坂 茂が手がけた建築の中で美術工芸品の鑑賞をお楽しみいただける美術館です。当館を設立した下瀬家が蒐集した、京都・大木平藏の雛人形や御所人形から、エミール・ガレのガラス器、横山大観やマティスの絵画といった日本と西洋の美術工芸品約500点を所蔵しています。
当館の第一回目の開館記念展として開催した「おひなさまと近代美術 ―丸平の人形からガレ、マティスまで」のチラシを、この度あらためて皆様にご覧いただき、また第一位に選ばれ、大変光栄に思います。
デザインの意図としては、坂 茂が設計した建築空間の中央にコレクション主要作品のひとつである雛人形の女雛をシンボリックに据え、現代的な空間の中に古典美術があるという下瀬美術館の最大の特徴をヴィジュアライズしております。また、女雛のまとう厳かな空気感と現代建築のもつ抜け感が共存するという、ある種の違和感を魅力的にお伝えできればという想いがございます。
開館一周年記念として1月21日(日)より、「下瀬美術館のひな祭り」展を開催いたします。
ぜひご来館いただき、建築と美術工芸品をお楽しみくださいませ。
この度本チラシをご覧いただいた方々が、当館へ足をお運びいただく機会となりましたら幸いです。

 

下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」展示概要

2023年3月1日(水)~ 5月7日(日)@〈広島県〉下瀬美術館
展示HP:https://simose-museum.jp/exhibition/post-75/

 

「おちらしさんアワード2023~美術版~」結果発表

第1位 下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」
第2位 「練馬区立美術館コレクション+ 植物と歩く」
第3位 平戸オランダ商館「殿さまの洋書コレクション2 ―西洋学術と蘭学―」
第4位 森アーツセンターギャラリー「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」
第5位 もりおか歴史文化館 企画展「罪と罰 -犯罪記録に見る江戸時代の盛岡-」
第6位 TOKAS Project Vol. 6 「凪ぎ、揺らぎ、」
第7位 東京都現代美術館「デイヴィッド・ホックニー展」
第8位 福田美術館「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSU ー入神の技・非凡の画ー」
第9位 国立科学博物館 特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
第10位 国立新美術館「ルーヴル美術館展 愛を描く」

 

各チラシ写真や投票コメント、主催・デザイナーの皆さまよりいただいたお声は、特集記事にて!

目を惹く美しさの決め手って…!?おちらしさんアワード2023~美術版~結果発表|おちらしさんWEB(ネビュラエンタープライズ)

 

 

作品や展示の内容を落とし込みつつ、いかに紙という規格の中で観客を引き込めるか、仕掛けが詰め込まれたチラシの数々。おちらしさんWEBの特集記事では、各上位のチラシ10点をたっぷりご紹介しています。観客の方からいただいた投票コメントを頼りに、チラシの魅力を紐解き、書き進めていったのですが、作り手の皆さまがチラシに込めた想いや狙いがしっかりと伝わっていること、手に取った方自身の感性で一歩踏み込んだ新たな価値まで感じられていること、記事を読むときっと実感していただけるはずです!

 

 

「おちらしさんアワード2023」概要

■一次投票期間:2023年10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00〈終了〉

■決戦投票期間(ノミネートチラシ発表):2023年12月1日(金)12:00 ~ 12月21日(木)12:00〈終了〉

・決戦投票対象:一次投票(対象:2023年に劇場・美術館などで配布されていたチラシ)から選出された舞台版49点、美術版49点の「ノミネートチラシ」より、舞台版・美術版各ひとり1回1点まで投票可能。
・投票方法:舞台版・美術版の各特設ページにて、WEB投票受付。

■大賞・結果発表:2024年2月1日(木)12:00

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【おちらしさん DATA】 ※ 2024年 4月 時点

会員登録者数 約17,100名(舞台版 約9,300名・美術版 約7,800名)

 

 

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