スタッフの声

清水美里

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清水美里(しみず・みさと)

 

<プロフィール>

2020年に新卒として入社後、「おちらしさん」のサービス立ち上げに参加。その窓口として会員の方からのヒアリング、団体へのフィードバック、毎月のお手紙も担当。若年層の観劇を後押しする新サービスに携わる傍ら、noteの執筆やラジオ出演など会社の試みを発信する広報としても活躍。

 

 

ーこの会社に入ったきっかけは?

 

学生時代から観劇に行くことも多く、漠然と「舞台関係の仕事がしたい」と考えていました。舞台装置や制作に関わる会社なども受けたのですが、より観客に近い仕事がしたいという思いがあり、ネビュラエンタープライズに入りました。自分自身がチラシ束を活用していたので、観客と身近なところで舞台に関わることができるのではないかと感じました。

 

 

ー実際に入社してみて感じたことは? 

 

コロナ禍での入社で最初は出社ができない状態だったんです。世の中や業界の動きを受けて会社も大きく変わっているところでした。内定が決まった時、会社の仕事といえばチラシ束・折り込みというイメージでしたが、出社する頃には新サービスが生まれ、スタジオができ、会社名が変わるといった激動の日々。1年目にして様々なことに携わらせていただきました。「新しいものってこうして生まれていくんだ!」ということを肌で感じられた貴重な体験でした。

 

 

ー仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

いよいよ実務に入るという時がちょうど「おちらしさん」立ち上げのタイミングでした。大変な時代だけど、裏を返せば、こういった機会でなければ生まれなかったサービスだとも感じます。観客の方に直接届けられる分、反応をいただく機会も多いのでこれまでのチラシ束とはまた違う関わり方ができるのではないかと思っています。昨年のお正月に会員の方が年賀状をくださったんです。サービスが届いていることを実感できた、とても嬉しい出来事でした。

 

 

―仕事において大切にしていることは?

 

この二年、会員の方から多くの声をいただいてきました。それは舞台芸術における観客のパワーを感じる時間でもありました。そういった部分を作り手側の方へもフィードバックしたい。一方向ではない関わりを生み出すことができたらと思います。自分たちの仕事は新たな出会いや機会を作ることだと思っています。サービスがより広く活用されるためにどうしたらいいか。「可能性を拡げたい」という思いを常に持っています。初めて劇場に行く方、今は演劇に興味がない方、まだチラシ束を手にしたことのない方。そういった方々にもチラシと共にきっかけが渡るようにチャレンジしていきたいです。

 

 

―サービスを構築する上での今後の展望は?

 

私自身が学割チケットなどにお世話になったので、若年層の観客が使える制度・サービスが一目で分かる媒体やシステムがあればと思っています。せっかくあるものなのに、使いたい人が辿り着くまでが一苦労という現状をどうにかしたい。手の届く場所まで情報を持っていけたらと考えています。ほかにも様々なちょっとしたアイデアや気づきを出し合っていますが、「やりたい」と思ったことを言える機会があり、「やろう」と言ってくれる先輩がいること。そんな会社の強みを活かして新たなサービスに繋げていきたいです。